乾燥による小ジワのお話。
暑い夏も終わり、少しずつ乾燥が気になる季節になってきましたね。
これまで汗ばんでいた肌も、これからは乾燥によるトラブルが心配な方も多いと思います。
実は私もその一人です。
特にこの時期、目の周りや口元のシワが気になってくるのですが、
顔のシワには「表情じわ」と「乾燥じわ」があります。
「表情じわ」は、ついいつもやってしまう表情の「癖」が原因でできるものです。
また、もう一つの「乾燥じわ」はさらに細かく分類され、
新陳代謝の低下や角質層の水分量の減少によってできる「表皮性じわ」、
紫外線によって肌の真皮層にあるコラーゲンが破壊されてできる「真皮性じわ」
の2種類に分けられます。
「表皮性じわ」は、目の下あたりや目尻などにできやすいシワです。
皮膚細胞の新陳代謝が落ちることで、表皮が薄くハリのない薄い紙のような状態になることで
紙をくしゃくしゃにして伸ばしてもシワが残るのと同じようにして生じます。
最初のうちは小さなシワでも、放っておくと徐々にしわが深くなり、
より深い層にできる「真皮性じわ」に進行してしまいます。
一方、「真皮性じわ」は、老化や紫外線を浴びることによって
コラーゲンやエラスチンを作る繊維芽細胞が衰え、構造が破壊されることで、
肌の真皮が陥没することで生じます。
この「真皮性じわ」は、恐ろしいことに一度できてしまうと消すことが困難だと言われています。
「表皮性じわ」であれば、保湿や紫外線対策を行えば改善の見込みがあるので、
そのうちにしっかりと水分対策をしておきたいものですね。
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